会社行事としてのお花見は必要か否か?

“会社行事”としてのお花見は必要か否か?

寒さも落ち着き、すっかり春らしい季節となった今日この頃。
東京を皮切りに全国では桜が一斉に開花し、花見を楽しんでいる人も多いことだろう。
気のおけない友人たちとの花見はもちろん楽しいものだが、“会社行事”として花見を行う企業も多く、実際に社員たちはその行為に必要性を見出しているのだろうか?

ORICON STYLEでは10代から50代までの男女社会人を対象に、「あなたは“会社行事”としてのお花見は必要だと思いますか?」という意識調査を実施。【必要ではない】が76.8%と7割以上を占めるという驚きの結果となった。

Q.あなたは「会社の行事」としての

お花見は必要だと思いますか

件数 (全体)%
必要だと思う 232 23.2
必要ではないと思う 768 76.8
不明 0 0
※サンプル数 1000

100%

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肯定派の意見の大半は“上司と部下の交流の場”

花見シーズンに毎年見る光景といえば、ベストな花見スポットを確保するために何時間も前から“場所取り”をする若手社員の姿だ。
4月に入社した新入社員による登竜門的な行事としてお馴染みではあるが、「何もそこまで…」という否定的な声も多くある。

今回、「あなたは“会社行事”としてのお花見は必要だと思いますか?」という調査を行ったところ、【必要だ】が23.2%、【必要ではない】が76.8%と、否定派が肯定派を大きく上回る結果となった。

まず、【必要だ】と回答したユーザーの声を聞いてみよう。「上司と部下との間にコミュニケーションが生まれるから」(埼玉県/10代/女性)「職場内のコミュニケーション向上を図るため」(広島県/30代/男性)など、やはり4月という新たなスタートを切るにあたり親睦を深める必要性を説く声が大半を占める。

肯定派は主に30代以上のユーザーが多数を占めており、「とにかく人間関係が希薄になっており、様々な問題を生じさせている。このようなイベントで交流することは、絶対必要なことだと思う」(北海道/40代/男性)「こういう機会がないと今の若者は飲みにも来ないし、コミュニケーションが図れないから」(千葉県/30代/女性)など、若手社員との“交流の場”の減少を危惧する声が多い。そのためにも、花見という日本独特の文化を上手く活用して交流を図ることは“大義”だと考えているようだ。

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お酒を飲んでいるだけで花見してない」否定派による耳が痛い(!?)主張

対して否定派の意見はどうだろうか? こちらは肯定派とは真逆で、10代、20代の若年層が占めているのが実情だ。

「会社行事にしてまで、やらなければいけないことではないと思う」(静岡県/10代/女性)「花粉症の人もいるし、わざわざ業務を停止してまで盛り上がるほどではない」(東京都/20代/男性)「後片付けや場所取りなどの面倒さ、バタバタ感を考えるとお店での飲み会で良い気がする」(埼玉県/20代/女性)など、やはり“会社行事”としてのお花見に意義を見出せないという声が強く、宴会ならば普通の飲食店で良いのでは? というコメントも多かった。

先述した通り、お花見は日本独自の文化として長年に渡り愛されてきた行事。肯定派の中には「文化としても大切にすべき」という声も多々あるが、それについても「花見と言いつつ結局お酒を飲んでるだけで、花を一切見てないから」(群馬県/20代/女性)など、人によっては少々耳が痛いコメントも。やはり、お花見という行事に何を求めているかによって、その必要性は大きく変わってくると言わざるを得ない。

 そもそも“花見”という行事は、桜の開花と春の訪れを寿(ことほ)ぐ日本古来の風習であり、奈良時代の貴族の行事が起源とされている。

だが、近年では純粋に“花見”を楽しむというよりも、宴会のシチュエーションの1つとして認識している人が大半。
気のおけない友と酌み交わす花見酒は非常に風流ではあるが、団体などの場合、乱痴気騒ぎとなることも珍しくない。

桜が舞い散る一瞬の儚さや、幻想的かつ艶美な夜桜など、もう一度本来の“花見”の楽しみ方に立ちかえってみるのも良いかもしれない。

 


 

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