もはや合コンでは利用しない? 「カラオケに行く理由」に変化の兆し

ストレス発散や癒しの空間としてすっかり定着したカラオケボックス。

だが近年では、“歌う”という行為以外にも様々な用途で利用されるなど、その利用価値にも変化の兆しが訪れている。

今回ORICON STYLEでは、10代~50代の男女を対象に、「どのようなシチュエーションでカラオケを利用するか?」について意識調査を実施。その結果、近年人気の“ひとりカラオケ”需要が如実に高まっていることが伺える結果となった。

「気心知れた友人と」が最も高い数値に

 Q.あなたはどのようなシチュエーションでカラオケを利用することが多いですか。
最もあてはまるものをお知らせください

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近年、ママ友たちの集い場やゲーム好き同士が集まってのオフ会など、これまでとは異なる用途でカラオケボックスを利用するユーザーが増えているという話をよく耳にするが、実際はどうなのだろうか?

今回の調査で最も数値が高かったのは、【休日に友人と】34.2%。続く2位には【飲み会の二次会で】34.1%とほぼ同率でランクイン。

 やはり、気心の知れた友人と気兼ねなくカラオケを楽しむのが一番のストレス発散と考えているようで、「友達と相葉くんウチワ持って嵐しばりでカラオケするのが楽しいから」(埼玉県/10代/女性)、「ひたすら好きなアーティストの曲だけを歌うため、趣味の合う友人と長時間行きたい」(東京都/10代/女性)など、気のおけない仲間たちとのカラオケが一番楽しめると考えているユーザーが多数を占めた。

二次会でのカラオケは普段利用しないユーザーにとって唯一の機会!?

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続く【(会社やサークルなどの)飲み会の二次会で】も、やはり定番の利用方法。

会社やサークル等の飲み会における二次会と言えばカラオケであり、この流れは、もはやルーティンワークといえるほど“鉄板”となっている。
「自然に二次会はカラオケみたいになっている」(福岡県/40代/男性)など、やはり“二次会=カラオケ”という流れが体に染みついているユーザーは非常に多い。

また、「めったに行かないけど、その時のノリでそうなることがあるので」(岡山県/50代/男性)「最初からカラオケに行くことはなく、飲み会の後にしか行かないから」(神奈川県/50代/女性)など、【飲み会の二次会で】カラオケを選んだユーザーには、普段カラオケに行かない人も多く、流れや勢いに任せてカラオケボックスに訪れるというユーザーが意外に多かった。

いかにノンストレスでカラオケを楽しむか……突き詰めると“ひとりカラオケ”

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そして3番目に多かったのは、近年需要が増々高まりを見せている【ひとりカラオケ】21.7%。

1人だけの空間でカラオケを楽しむという行為は、完全に市民権を得ているようで、「周りを気にしなくていいし、流行とかに合わせないで好きな曲を歌えるから」(宮城県/10代/女性)という、1人を謳歌するユーザーはもちろん、「音痴なので、誰にも聞かれずに歌いたい曲をバンバン歌えるのがいい」(東京都/20代/女性)というような、歌に自信のないユーザーの利用目的とする声もかなり多く見られた。

そのほかにも「友人・知人と行った時には気が引けるマニアックな曲でも全く問題無いから」(茨城県/30代/男性)や、「思いっきり採点モードで歌いまくれるから」(東京都/40代/男性)など、各々のカラオケスタイルを気兼ねなく楽しめるという意味では、“ひとりカラオケ”が一番と言えるのかも知れない。

今回の調査で意外だったのが、合コン(の二次会)でカラオケを利用するという声がわずか2%に留まったこと。ひと昔前までは居酒屋での合コンからカラオケに流れるのは鉄板のルーティンだったワケだが、現在ではその流れはほぼ断たれているようだ。

近年の傾向としては、いかにノンストレスでカラオケを楽しむか? を念頭に置くユーザー心理が高く、その結果、ひとりカラオケをチョイスするユーザーが多くなっていることはおおいに頷ける。事実、最も高かった【休日に友人と】と答えたユーザーの中にも「本当は1人で行ってみたいけど恥ずかしいから」(兵庫県/10代/女性)という声が予想以上に多く、ひとりカラオケ予備軍たちがまだまだ潜んでいることも伺える。

主にストレス発散という理由からカラオケを利用するというユーザー心理に変化はないものの、“誰と”という点においては、近年の変化を如実に反映する結果となった今回のランキング。もはや、ひとつの文化として定着したと言ってもいいカラオケ。だが、普遍性を持ち得た今だからこそ、“ひとりカラオケ”のように予想しえなかった新たな“楽しみ方”が次々と誕生していくのだろう。

 


【調査概要】
集計期間:2016617日(金)~624日(金)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代~50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査

ORICON STYLE

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