早起き・早寝で生活リズムを整えよう【後編】~夜更かしと睡眠不足~
早起き・早寝で生活リズムを整えよう【後編】~夜更かしと睡眠不足~
夜更かしする子どもは、早寝をする子どもと比べて睡眠時間が短いという調査結果があります。
睡眠不足は「機嫌が悪い」「落ち込む」など気持ちのコントロールがうまくできなかったり、運動や勉強を頑張れなかったりします。また、病気や肥満になりやすいなどの影響があります。
前回の「早起き・早寝で生活リズムを整えよう【前編】」はこちら
「夜更かし」の悪循環
「明るい夜」の悪影響
- 夜も明るい環境で過ごすと、体内時計が昼間と勘違いして、体内時計のリズムがずれて体調不良になったり、体内時計の働きが上手くいかなくなる可能性があります。
- 明るい夜の光は、メラトニンというホルモンの分泌を抑えてしまいます。1~5歳の頃は一生のうちでもメラトニンの分泌量が多く「メラトニンシャワー」を浴びて成長します。
- メラトニンは朝起きてから14~16時間後に、夜暗くなると分泌されます。テレビやパソコンの画面もかなり明るいので、寝る直前まで観ることのないようにしましょう。
チェックしてみよう!!
1~2歳の子どもの望ましい睡眠時間は11~14時間といわれています。
睡眠時間には個人差があります。以下の項目にチェックが入れば、睡眠時間が足りているといえそうです。チェックしてみましょう!
- □朝決まった時間に目が覚め、気分もよい
- □朝からあくびをしたり、ボーっとしたりすることはない
- □夜更かしをせず、毎日寝る時間が決まっている
★大人時間に子どもを付き合わせないようにしよう!
子どもの健やかな成長のためには、子どもの生活リズムを優先させることが大切です。
夜遅く仕事から帰ってきて子どもと遊んだり、お風呂に入る、深夜のTVを一緒にみるなどはやめましょう。
大人も、子どものリズムに合わせて、できることから夜更かしをやめ、朝を活かす生活をするようにしましょう。
参考資料:「早寝早起き朝ごはんガイド」(幼児用、小学生用),「早寝早起き朝ごはん」全国協議会
乳幼児期からの子どもの教育支援プロジェクト:東京都教育委員会ホームページ
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